海の日
あと358日(海の日まで)
海の日について
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」趣旨で制定された、毎年7月第3月曜日の国民の祝日です。四方を海に囲まれた日本ならではの祝日で、本格的な夏の訪れとともに海にまつわる様々なイベントが催されます。
歴史・由来
1876年(明治9年)、明治天皇が東北・北海道巡幸の帰途において灯台視察船「明治丸」に乗船し、7月20日に横浜港へ無事到着された史実に由来します。1941年にこの日を「海の記念日」と制定したのが始まりで、民間や海事関係団体による祝日化運動を経て、1995年の祝日法改正により1996年から国民の祝日「海の日」となりました。
制定当初は7月20日に固定されていましたが、2003年のハッピーマンデー制度導入に伴い、7月の第3月曜日に変更されました。土曜日・日曜日と合わせた3連休となることで、休日を利用した旅行や海のイベントへの参加がより容易になりました。
風習・お祝い
海の日を中心とする7月は「海の月間」に指定されており、全国の港や沿岸地域で体験航海、灯台の特別公開、ビーチクリーン活動(海辺の清掃)など多様な行事が行われます。また、海上自衛隊の艦艇や海上保安庁の巡視船では、船体を信号旗で彩る「満艦飾」が実施されることがあります。海水浴場が賑わいを見せる時期でもあり、多くの人々がマリンレジャーや海辺の散策を楽しみます。
知っていましたか?
- 国土交通省によると、独立した「海の日」を国民の祝日として定めている国は、世界でも非常に珍しく日本が唯一とされています。
- 海の日の由来となった英国製の鉄装帆船「明治丸」は国の重要文化財に指定されており、現在は東京海洋大学越中島キャンパス内に保存・公開されています。
- 海の日を含む7月1日から31日までの1か月間は「海の月間」と定められており、海洋に関する啓発活動や教育イベントが集中して開催されます。
- 2020年と2021年には、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う特措法により、開会式前日へ特別に日付が移動されました。
海の日の年別日付
よくある質問
海の日が7月の第3月曜日になったのはなぜですか?
元々は7月20日でしたが、祝日を月曜日に移動させて土日と合わせた3連休を作る「ハッピーマンデー制度」が2003年に適用されたため、7月の第3月曜日に変更されました。
海のない内陸県ではどのように過ごされますか?
内陸県(海なし県)でも全国共通の国民の祝日として休日になります。河川や湖沼でのレジャーを楽しむ人のほか、水資源や地域の豊かな自然環境に感謝するイベントが開かれることもあります。
「満艦飾(まんかんしょく)」とは何ですか?
祝日などを祝うため、港に停泊している自衛艦や船舶が船首から船尾にかけて国際信号旗を一連に連ねて飾る伝統的な礼式のことです。