国民の祝日

秋分の日

カレンダーに追加
59

あと59日(秋分の日まで)

2026年9月23日(水)

秋分の日について

秋分の日(しゅうぶんのひ)は、祖先を敬い亡くなった人々を偲ぶ日本の国民の祝日です。太陽が秋分点を通過し昼と夜の長さがほぼ等しくなる日に基づいて定められ、毎年9月22日または23日頃に訪れます。

歴史・由来

秋分の日の由来は、皇室で歴代の天皇や皇族の霊を祀る儀式「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」にあります。明治時代以降、国の祭日として制定されていましたが、第二次世界大戦後の1948年に「国民の祝日に関する法律」が施行された際、宗教的な意図を省いた「秋分の日」へと改称されました。

祝日法における秋分の日は具体的な日付が固定されておらず、「秋分日」と規定されています。そのため、国立天文台が太陽の運行状態をもとに天文学的に計算を行い、前年2月に内閣府・財務省の官報で発表される「暦要項」によって翌年の正式な日付が確定します。

風習・お祝い

秋分の日を中心とした前後3日間(計7日間)は「秋のお彼岸」と呼ばれ、家族で墓参りをしたり仏壇を掃除して線香や花を供えたりする風習があります。この時期には小豆を使った和菓子「おはぎ」をお供えして食べるのが定番です。小豆の赤い色には魔除けの力があるとされ、秋の七草である萩(はぎ)の花にちなんでそう呼ばれます。また、田んぼのあぜ道や寺院の境内に鮮やかな真っ赤な彼岸花(ヒガンバナ)が咲き誇り、日本の秋の訪れを感じさせる風物詩となっています。

知っていましたか?

  • 祝日の正式な日付は前年2月最初の官報に掲載される国立天文台の「暦要項」によって発表されるまで確定しません。
  • 太陽が真東から昇り真西に沈むため、仏教において西方にあるとされる極楽浄土(彼岸)と現世(此岸)が最も通じやすい日と考えられてきました。
  • 春分の日に食べる「ぼたもち(牡丹餅)」と秋分の日の「おはぎ(お萩)」は基本的に同じ和菓子ですが、季節の花(牡丹と萩)にちなんで呼び分けられています。
  • 敬老の日(9月第3月曜日)と秋分の日が隔日で並ぶと、間に挟まれた平日が「国民の休日」となり、5連休以上の大型連休(シルバーウィーク)が発生します。

秋分の日の年別日付

よくある質問

秋分の日はなぜ毎年日付が変わるのですか?

地球が太陽の周りを1周する時間はぴったり365日ではなく約365.2422日(365日と約6時間)かかるため、天文学上の秋分点を通過する瞬間の日付が年によってずれるからです。

「おはぎ」と「ぼたもち」に違いはあるのですか?

基本的には同じ和菓子ですが、春のお彼岸には春に咲く牡丹になぞらえて「ぼたもち」、秋のお彼岸には秋に咲く萩になぞらえて「おはぎ」と呼びます。

お彼岸にはなぜ墓参りをするのですか?

太陽が真西に沈む秋分の日は、ご先祖様のいる「彼岸(あの世)」と私たちのいる「此岸(この世)」の距離が最も近くなると考えられているため、感謝と供養を捧げる墓参りが行われます。